ドイツの春の定番!”Spargel”!!
“Spargel”というのはドイツ語でアスパラガスを意味します。なので厳密にホワイトアスパラガスを言い表す場合は白を意味する(weiβ)が添えられます。
欧州ではホワイトアスパラガスは春の欠かすことのできない食材です。ドイツでは4月頃になると市場にも山盛りのホワイトアスパラガスが並び、春の訪れを感じさせるいわば春の風物詩とも言える食材です。

ちなみにドイツの人々は旬のシーズンには家庭でもレストランでも何度もホワイトアスパラガスを食べるそうで、さらに一回の食事で数百グラムもの量を消費するのだそうです。
ホワイトアスパラガス(Spargel)は、まさしくドイツの春の定番なのです。
ドイツ人の愛する”ホワイトアスパラガス(Spagel)”
ホワイトアスパラガスはフランスやベルギーなど欧州各国で食されますが、ドイツ人のホワイトアスパラガスに対する愛情はとりわけ凄まじく、老若男女問わずに愛されている食材といっても過言ではありません。
ドイツでは4月中旬のイースター明けから6月24日(聖ヨハネの日)までの期間にホワイトアスパラガスが売り出されます。ちなみにその年の”シュパーゲル女王”を選ぶコンテストや皮の早剥き競争なども行われ、まさに国を挙げてのお祭り騒ぎです。
これほどまでドイツ国民に愛されるホワイトアスパラガス。ドイツではシンプルにソテーにしてオランデーズソースやバターソースをかけて食べたり、スープにして食べるのが定番です。
今回はホワイトアスパラガスのスープ”Spargelsuppe”の作り方を紹介します。
*suppeというのはドイツ語でスープを意味する単語です。
“Spargelsuppe”の本格レシピ!!
- 器に注ぎ、浮き実用のホワイトアスパラガスを浮かべます。好みでさらに生クリームを少量たらしても良いです。
生のホワイトアスパラガスが手に入ればそれに越したことはありませんが、日本ではなかなか手に入りません。最近はスーパーなどでも瓶詰めの水煮が手に入るようになっているのでそちらで代用しても良いです。 瓶詰めの水煮のものを使う場合は、すでに大分柔らかく煮てあるのでつぶさないように気をつけましょう。特に先端の頭の部分は崩れやすいので要注意です。