“Sopa de ajo”とは?
Sopa de ajo (ソパ デ アホ)。今回紹介するのはスペインの料理です。
スペイン語で”sopa”は”スープ”、”ajo”は”ニンニク”を意味します。つまり”Sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)”というのは、スペインの”ニンニクのスープ”です。
別名、Sopa castellaneとも呼ばれCastilla y León地方の料理ですね。
スープの成立はかなり古く、古代スペイン人は健康を保つためにこのスープでニンニクと、スープの熱を使って調理した卵を摂取していたのだそうです。今でも体に良いスープの代表格として親しまれています。

ちなみに伝統的なスープの材料は非常にシンプルで、水(スープ)、ニンニク、パプリカ、パン、卵、オリーブオイル、ローリエだけ。
一部の地域では、聖週間(Holy week)のお肉を食べれない期間の食べ物として食べられているそうです。
もちろんハモン・セラーノやチョリソを入れたレシピもありますし、他にも地域によってバリエーションがいろいろあるそうです(→詳しくはWiki参照)。
ニンニクたっぷりで体がポカポカする”Sopa de ajo”。是非試しめみてはいかがですか。
今回はお肉を入れない基本の基本のレシピを紹介します。
“Sopa de ajo ”の本格レシピ!!
臭いが気になるかもしれませんが、口臭対策を徹底することとして、美味しいスープを作るためにはニンニクの量を控えてはいけません。目安としては1人前ににんにく1かけら以上入れた方が美味しいかなと。 水と共に、豚や牛の骨あるいはハムでとったスープを加えるレシピもありますが、水だけでも十分美味しく仕上がります。水だけでは物足りないという場合は、ブイヨンなどを加えても良いですし、食材としてハモン・セラーノなどの加工肉類を使用するのも良いですね。