本格”Tom yum goong(ต้มยำกุ้ง)トムヤムクン”!!世界三大スープの一角!!本格レシピ!!
1.Tom yum goong(ต้มยำกุ้ง)トムヤムクンって何?
2.”トムヤムクン”って”タイのお味噌汁”みたいなもの?
3.世界三大スープと”トムヤムクン”
4.”トムヤムクン”に必須のタイ食材。
5.本格”トムヤムクン”の材料
6.本格”トムヤムクン”作ってみよう!!
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” Tom yum goong(ต้มข่ากุ้ง) “って何?
Tom yum goong(ต้มยำกุ้ง)トムヤムクンといえば、日本でも一番有名と言っても過言ではないタイ料理の定番スープです。タイ特有の食材を使った独特の香りと辛味、酸味が特徴的ななかなか刺激的なスープですね。
ちなみに”トム”は煮る、”ヤム”は混ぜる、”クン”は海老を意味するタイ語で、”トムヤムクン”というのは”海老のトムヤムスープ”という意味です。また、メインの食材を海老の代わりに鶏肉や魚にすることで、それぞれ”トムヤムガイ”、”トムヤムプラー”とバリエーションも豊富です。
ちなみに、トムヤムクンに限らずですが、タイでは汁物がトムヤム鍋という独特な食器に盛られてきます。日本の、旅館とかで出てくるコンロ付きイロリ鍋みたいな感じで食事中も熱々の状態を保ってくれます。
この写真はトムヤムクンではなく、グリーンカレーですが。。
トムヤムクンって”タイのお味噌汁”みたいなもの?
トムヤムクンは日本でも非常に認知度が高く、”タイ料理といえばトムヤンクン”と思っている人も多いでしょう。そのせいか、どうやらタイ人にとってのトムヤムクンは、日本人にとってのお味噌汁のようなものだと思っている人が結構いるようです。
実際、僕のタイ出張の常宿でも滞在期間中の食事で1度は必ず出てくる料理です。さらに現地ではインスタントの”トムヤムクンの素”や”トムヤムヌードル”などが売られていたりして、タイの一般家庭でも非常に親しまれている料理であることは確かです。
ちなみにこれは、現地のスーパーで購入したインスタントの汁なしトムヤムヌードル↑
しかしタイの人々にとって、トムヤムクンは別に日本で言うところの味噌汁のように毎日食べるようなものではないそうです。なぜならタイにはトムヤムクン以外にも非常にいろいろなスープがあるのです!!
以前紹介した“トムカークン(海老のココナッツミルクスープ)”などもその一つです。
まあ、最近は日本人でも毎日お味噌汁を食べている人のほうがすくないですから、同じようなものかもしれませんが…。
ちなみに、タイの人たちってあまり自分の家で料理をしないらしいんですよね。屋台ですましちゃう人が多いそうで。
バンコクあたりの若者向けのマンションなら冷蔵庫もキッチンもないということもザラなんだとか。。
世界三大スープと”トムヤムクン”
実は”トムヤムクン”というのは、世界三大スープの一角なのです!
ただ、この”世界三大スープ”というフレーズは、販売戦略の一つのだったという説もあるのだとか。
このように、諸説あるそうで、そもそも誰が決めたんだよっという感じですが、今ではそれなりに浸透しているのだから良しとしましょう。
ちなみに、こう言った”世界三大〜”というのは日本固有のものですので、ご注意を。世界では通用しません笑
ともかく、それだけ日本人の間に浸透しているスープだということですね。
残りの二つはフランスのブイヤベースと中国のフカヒレスープだそうで。ロシアのボルシチ(厳密にはウクライナの料理)も可換なのだとか。
個人的にはコーンポタージュを推したいところですけどね。
そういえば、世界3大スープの名を冠している割には、どのスープも本格的かつ伝統的なレシピってあまり出回ってませんよね。やはり、独特の食材を使っているのがネックなのでしょうか。
本格”トムヤムクン”にはタイ食材が必須。。
トムヤムクンといえば上記の通り、独特の香り、辛味、酸味を持つスープですが、これらはタイ特有の食材を使用することで生み出されるものです。
この独特の味を日本の食材で再現することはなかなかに難しい…というか、正直不可能だと思います。
トムヤムクンでは、それらタイ食材の代表格がほぼオールスターで使われます。
タイ独特の食材についてはこちら
ちなみに僕は、タイ食材の購入には楽天からKrua Thai Kitchenを利用させてもらっています。
本格”トムヤムクン”の材料
・海老:400g
・鶏がらスープ:400ml
・レモングラス12cm:2本
・ガランガル(カー): 5cm
・ホムデン(エシャロット):2~3個
・フィッシュソース(ナンプラー):大さじ2
・ヒラタケorフクロダケ:1パック
・プリッキーヌ(唐辛子):2,3個
・ライムジュース(レモン汁):大さじ3~31/2
・コブミカンの葉:1枚
・ミニトマト:4
・パクチー:適量
本格レシピ!!”トムヤムクン”作ってみよう!!
まずは海老を下処理します。頭と尾だけ残して殻を外します。背ワタをとり、軽く水洗いしたら冷蔵庫に戻しておきます。殻は捨てずに取っておきます。
鶏がらスープを鍋で煮立て、先ほどの海老の殻を入れ海老出汁をとります。15分~煮たら、濾し器を使って出汁を濾します。
プリッキーヌはスプーンの腹で潰し、ガランガルは皮をむいて薄切りにします。レモングラスは綿棒などで叩いてから2cmほどのぶつ切りにし、ホムデンは1/4球状に切ります。
先ほどとった海老だしに、これらの材料を加え5分ほど煮ます。
パクチーは葉の部分と茎の部分を切り分け、茎の部分のみを加えてさらに煮ていきます。葉の部分は、煮込むとしおしおになったり変色したりするので最後までとっておきます。
この段階でナンプラーも入れましょう!!
好みのサイズに切ったきのこと先ほど冷蔵庫に入れておいた海老を加え、さらにライムジュース(あるいはレモン汁)を注ぎます。
海老に火が通れば、完成直前にミニトマトを加えます。味をみて、足らないようなら塩やナンプラーなどで調味します。最後にパクチーの葉の部分を加えれば出来上がりです。
実は最後に加えるミニトマトが結構重要な要素でして、これを入れるか入れないかで全く味わいが変わります。トムヤムクンの独特な酸味は、レモングラスやガランガルといったタイ特有の食材だけでなく、トマトも頑張っていたんですね〜。
日本で売っているレトルトでは、やはり本場のトムヤムクンの味は再現できていません。ぶっちゃけ別物と言っていいくらいかもしれません。美味しくないわけではないのですが、”トムヤムクン”としての完成度の話です。
是非、一度ご自宅で本格トムヤムクンを作って見てはいかがでしょうか。
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