日本でも大人気!!口水鶏ことよだれ鶏!!
口水鶏(Kou shu i ji)。
中国名”口水鶏”。やや聞きなれない料理名かもしれません。しかしこの料理、実は日本でも大人気な”ある料理”なのです。まあ、もう書いてしまっていますが…。
なんという料理かと言いますと、日本で言うところの”よだれ鶏”なのです!!

もはや説明も不要なほどに有名な料理ですが、どんなものかというと…。
茹でた鶏肉に、辣油ベースの真っ赤なタレをかけていただく四川料理になります。
その美味しさは”よだれが出るほど”というのが名前の由来らしい。
味と香りの決め手はナッツとパクチー!!
実は四川料理ではナッツやパクチーがよく使われます。
パクチーといえば、タイ料理の食材として認識されている場合が多いようですが、中国でも非常に馴染み深い食材で香菜(シャンツァイ)と呼ばれています。
つまるところ唐辛子とパクチーとの相性が良いわけですね。なので、辣油とパクチーとの相性も当然良いわけです。
この”口水鶏”においてもパクチーが香りの決め手になります。
ちなみに、パクチーを苦手にしている人が結構いるようですが…。実は結構馴染みの食材で、みんな大好きカレーのスパイスのひとつコリアンダーと同じものです。
そして、ナッツ。こちらも実は中華でよく使われる食材のひとつです。松の実などはよく中華食材のコーナーに並んでいます。
ナッツ類はそのまま食材としても使われますが、ピーナッツオイルなども中華料理ではよく使われます。
で、”口水鶏”にも最後の仕上げに砕いたピーナッツをかけるのがポイント!
“口水鶏(よだれ鶏)”の本格レシピ!!
作り方
下準備
- まず鶏胸肉の調理から。鶏肉は塩茹でします。少量の塩をいれ、お湯を沸かしておきます。沸騰したら鶏胸肉を入れ、すぐに蓋をして火を止めます。そのまま30~40分放置して余熱で火を通します。
- 香辛料などの香りを移した油を粉唐辛子に注ぎラー油を作ります。作り方の詳細は別記事にて書いてるので割愛します。*リンクは記事下にあります。
- 青ネギは小口に、ニンニクはみじん切りにします。ナッツは荒く砕きます。香菜はちぎっておきます。
本調理
- タレを作ります。ラー油に砂糖に中華醤油、穀物酢を加えてよく混ぜます。さらに青ネギ、ニンニクを加え、花椒を挽き加えます。
- 冷めた鶏肉を切り分けて皿に盛り、タレを回しがける。さらに白ごまと香菜を散らせば完成です。
レシピのメモ
余熱で火を通すことで鶏肉はパサパサにならず、ジューシーに仕上がります。