“呑んだくれの炒め飯”!!?
“Khao Phat khi mao kai”という料理は、”呑んだくれの炒め飯”と呼ばれるタイの激辛炒め飯です。たっぷりの唐辛子&ニンニクペーストを入れて、ナンプラーやオイスターソースなどで味付けします。
唐辛子のペーストが本当に強烈で、日本人の僕からすると火を吐くほど辛いです。ちなみに炒飯と言っても玉子は入りません。

ちなみに”Khao Phat”は”Khao=ご飯”、”Phat=炒める”で”炒めご飯”という意味。さらに”kai”は”鶏肉”を意味して、ひき肉を使う場合は”sap=ひき肉”なので”kai sap”となります。
そして”khi mao”というのは英語で言うと”Drunken”。つまり”酔っ払った”、あるいは”大酒飲み/呑んだくれ”という意味ですので、直訳すると”呑んだくれの鶏肉炒め飯”とでも訳せるかな。
“Khao Phat khi mao kai(Drunken Fried Rice with Chicken )”!!?
何故そんな名称なのかというと、由来は諸説あるらしく…。
一説には、この料理の下準備にお酒が利用されたとかなんとか。ただタイのレシピで実際にアルコールを入れるレシピはないのだそうで…。他の説としては料理の考案者が酔っ払いだったとか、酒のつまみに作っただとか、まあ色々。。
個人的には辛さで”酔いが覚める”とかがしっくりくる(日本人的な辛さのバロメータからするとそれほどに辛い)のだけれど、タイの人からすれば大して辛くもないのかもしれないなぁ。
ちなみに米の代わりにライスヌードルを使ったものもあります。
では、”Khao Phat khimao kai(Drunken Fried Rice with Chicken)”の本格レシピを紹介します。
*今回使ったタイ食材についてはレシピの後に載せておきます。