ブロッコリーは小房に切り分けてから必要分を塩などを入れずに鍋で茹でていく。茎の部分を使う場合は花蕾部分よりも火が通りにくいので小さめに切り分けて使うと良い。*花蕾の部分のみを小房に分けて冷凍したものが売られているので、そちらを使うとより手軽に調理できる。
オリーブオイル(大さじ1程度)を敷いて温めたフライパンに、包丁の腹で潰したニンニクと鷹の爪を入れて香り出しをする。焦がさないように気をつけながら丁寧に炒め、オイルに香りを十分に移したら火からおろしておく。
香り出しを終えたニンニクはブロッコリーを茹でている鍋に入れ、一緒に煮崩してしまう。
加減を見ながら木べらなどで多少崩したりしつつ(この後取り出すので完全に崩してはならない)茹でていき、茹で汁にもブロッコリーの風味を移しておく。この茹で汁はパスタを茹でるのに使うので捨てないように!
ブロッコリーが十分柔らかくなれば、先程のフライパンを再び火にかけ、アンチョビを入れる。
弱火〜中火でアンチョビを崩しながら丁寧に炒めていく(アンチョビは火が通れば自然と崩れていく)。油が跳ねるようなら、ブロッコリーの茹で汁を多少加えても良い。
茹で上がったブロッコリーとニンニクをフライパンに移し、木べらなどで崩しながらアンチョビとしっかりと合わせてペースト状にしていく。崩し加減はこのみの具合で。
ブロッコリーを取り出した後の茹で汁に塩を入れ、パスタを茹でる。茹で汁がパスタを茹でるのに十分な量ない場合は適宜水を足す。
パスタが茹で上がるタイミングを見計らって、先程のブロッコリーのペーストにオリーブオイルを大さじ2程度加えて馴染ませるた後、同じく大さじ2程度のパスタの茹で汁を加えてしっかりと乳化させる。
茹で上げたパスタをしっかりとソースと絡めれば出来上がり。このみでチーズなどを加えても良い。