“The Roast Crab(クラスタシアン風ガーリックローストクラブ)”!!
1.クラスタシアンの” ガーリックローストクラブ “!!
2.アメリカの蟹”ダンジネスクラブ”!!
3.” ガーリックローストクラブ “の材料
4.” ガーリックローストクラブ “を作ってみよう!!
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クラスタシアンの”ガーリックローストクラブ”
ガーリックローストクラブ(roast crab)というのはサンフランシスコの有名レストラン”クラスタシアン(Crustacean)”の名物料理です。
丸々一杯の蟹をガーリックオイルでローストした豪快な料理です。
日本で蟹といえば、塩茹でしてそのまま食べたり、蟹すきにしたり…と、どちらかというとさっぱりとした食べ方が主流ですが、こちらの料理は全く違います!
ガーリックオイルでしっかりと、濃いめに味付けられています。蟹の身はしっかりと油を吸う上に味が淡白なので濃厚なガーリックオイルとの相性は抜群です。
ちなみに、お店での値段は時価(30~50ドル)で、ややお高め。まあ、蟹ですから、そんなものかもしれませんが…。
家で作ってしまえば、かなりお安くできます(蟹の値段次第ですが…)。僕は今回1杯800円くらいで蟹を手に入れられたので、食材費全部合わせてだいたい1000円以下で作れました。
なんともアメリカらしい味わいのカニ料理です!是非お試しアレ!!
アメリカの蟹”ダンジネスクラブ”!!
クラスタシアンのガーリックローストクラブに使われている蟹はダンジネスクラブ(Dungeness crab)。日本ではアメリカイチョウガニと呼ばれるかなり大型のカニです。
アラスカあたりからカリフォルニアにかけての北米の西岸に分布する蟹で、アメリカ西海岸では非常にメジャーな食用蟹です。
“Wikipedia”より引用
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフでも名物として有名です。
甲幅20cm程度で、身はしっかりしてプリプリ、味は程よく甘くさっぱりしています。なので油ともあうわけですね。シンプルに溶かしバターをつけて食べる場合もあるそうです。
とはいえ、このダンジネスクラブは日本ではなかなか手に入りません。もちろん通販とかを使えば別ですが、普通のスーパーなどにはおいていません。会員制スーパー(?)の『コストコ』では販売されているようですが。
でも、ご安心を。もちろん別の蟹でも代用できますので。。
“ガーリックローストクラブ”の材料
ガーリックローストクラブの材料は以下の通りです。
上述した通り、日本でダンジネスクラブを手に入れるのは手間がかかりますので、ズワイガニを代わりに使いました。
・ズワイガニ(ボイル):1杯
・ニンニク:4片
・バター:20g
・レモン汁:適量
・オリーブオイル:適量
・パセリ:適量
・ブラックペッパー:適量
基本的に量は全て適量です笑
蟹はそのものでしっかりと味がありますので、そこまで慎重に材料を測ったりする必要はないです。ただ、あまり濃く味をつけすぎると蟹の味がわからなくなってしまうので、そこだけ注意。。
“ガーリックローストクラブ”を作ってみよう!!
まず、蟹を用意します。普通購入できる蟹はボイルされたものか思いますが、仮に生の蟹なら事前に塩茹でしておくことをお勧めします。
今回はダンジネスクラブの代わりに安く手に入ったズワイガニ(1杯約800円)を使います。なかなか立派でしょ。
にんにくはおろして、多めのオリーブオイルでじっくりと炒めていきます。蟹は甲羅を外し、エラなどを取り去ります。あと足や爪も外しておきましょう。
足をさらに節ごとに割って、先ほどのにんにくオイルでじっくりと炒めていきます。ガーリックオイルが十分に蟹に絡むよう炒めますが、乱暴にガシガシすると蟹の身がばらけてしまうので注意が必要です。
炒めた蟹を今度はオーブンでローストしていきます。うちには鉄板がないので、耐熱のガラス皿を使用しました。
足と胴体(?)をガラス皿に並べ、みじん切りにしたパセリ、ブラックペッパー、バターをのせます。その後、先ほどのフライパンに残ったガーリックオイル、炒めた際に出た蟹の汁、レモン汁も上からかけます。胴体には甲羅を被せます。
200度に予熱したオーブンに入れて約15分ローストします。時間が長すぎると、身がパサパサになったり、汁気が蒸発しすぎてガラス皿にこびりついてしまうので気をつけましょう。
実際蟹にはすでに火が通っているので、神経質に火を入れる必要はありません。味を濃厚にし、かつ香ばしさをつけられればいいと思ってください。
ローストが完了したら、お皿に盛りつけます。ガラス皿に溜まったガーリックオイルも残さずかけましょう。
盛りつけ方は自由ですが、甲羅ごと立体的に盛り付けるとなかなか迫力があります。
斜め横からと、正面からの写真。なかなかの迫力です。
甲羅を外すと…
パセリとニンニクの香りがスパイシーに香ります!!
もちろんこのまま齧りつくのもありですが、下写真のように蟹の身をほぐして一気に食べるのも個人的には好きです。
ただ、正直かなりのボリュームなので、蟹一杯で2人前くらいかもしれません。
僕は今回1人で食べましたが、ちょっと多かったです。。